Almansa CTW 435 ELE ブリッジ浮き修正・サドル作成

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スペイン製のエレガットAlmansa CTW 435 ELEです。弦高が低すぎて全体的にバズっています。サドル作成交換して弦高をあげますが材も良質なヴィンテージボーンに変更して音質向上も図ります。

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オリジナルサドルは作りこみがイマイチでスロットに対して遊びがありガタガタと動きます。

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また弦高を低くしすぎていてブリッジ自体に弦による傷が確認できます。

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ブリッジ浮きの確認。

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ローズの粉と接着剤でパテを作ります。

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パテを隙間に流し込みます。

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クランプするとパテがどんどんはみ出してきますので乾く前にキレイに除去します。

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しっかりとクランプして固着まで24時間待ちます。

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フィンガーボードは永年の使用から汚れが溜まっています。

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フレットも酸化が進んでくすんでいます。

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フレットをクリーニング。

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揮発性の高いZIPPO OILでクリーニングします。

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仕上げにレモンオイルをたっぷりと浸透させて保湿します。

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音質向上を図る為にヴィンテージボーン(牛骨)スラブ材からサドルを作成していきます。

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フラットファイルで溝ピッタリになるように幅の微調整をします。

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スロットピッタリのサドルが出来ました。

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おおまかにカットします。

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サドルトップのR仕上げ。

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形状が出来ましたら磨いて仕上げます。

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最終的に弦高は6弦12F上で約3.0mm。ガット弦は12Fジョイントの造りやブリッジのテンションの関係からこれくらいの高さは必要のギターが多いですね。

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同じく1弦側の弦高は12フレット上で約2.0mm。

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サドルの完成です。

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全体をチェックしてリペア完了です。サドル材変更でバズも無くカラッとしたトーンになりました。PUからアウトプットしたトーンもブリリアントに音質向上できました。