Greco EG-700 77年製 アッセンブリー交換
グレコのレスポールモデルEG-700です。オーナー様がセカンドギターが欲しいなぁとツイッターでつぶやいたら、どうぞと頂いたらしいです。なんとも今時なお話ですね。ガリノイズがあるのでアッセンブリーを新調することになりました。
スイッチはノブが折れてしまっています。
ステッカーも剥がして欲しいとのこと。
ステッカーで塗装が焼けてないか心配でしたが貼られてあまり年数は経っていなかったようで塗装はきれいでした。
ステッカーの糊はがしにはZippoオイルを使用します。
オリジナルのアッセンブリーです。
取り外していきましょう。
交換するPOT等。Vo・Tone共にCTS製 500K Aカーヴです。コンデンサーはワールドスタンダードなオレンジドロップ0.022uFをチョイスしました。ノブやスイッチカバーはロックっぽく黒で統一することに。
POT穴はミリ規格からインチ規格に変更するためリーマーで拡げます。
まずはスイッチの交換から。
レスポールはボディトップの形状からロングシャフトを使用しますが長すぎる場合ナット2ヶで高さを調整します。
ジャックもスイッチクラフト製に変更。
新しいコントロールキャビティ内部です。
弦を張ってオクターブ調整をします。
フロント・リアのバランスを見ながらPU調整をします。
各部チェックしてリペア完了です。77年製でしたがロッドはほとんど回されてなく良好な状態。新しいオーナーのもとで活躍する準備ができました。