Martin 0-16NY 90年製 ピックアップ取付
90年製のニューヨーカーです。オーナーは友人でもある「邦楽史上最も耳元で聴きたい歌声を持つシンガーソングライター」笹生実久さん。ステージの度にPUを取り付けて使用していましたが取り回しが良いようにボディにマウントして欲しいとのご依頼です。
エンドピンが固くて動かないときは専用ツールでガッチリつかんで外します。
12mmドリルビットでエンドピンジャック穴を開けます。
12mmストレートリーマーで穴を調整します。
FISH MANのマグネットPU。ケーブルは購入時のままで長過ぎるため適正な長さにカットします。
エンドピンジャックの端子から元のケーブルを除去します。
除去の終わった端子。このようにハンダを完全に除去してから再配線します。
適正な長さになりました。これで少しは軽くなりますしケーブルは短い方がサウンド的にいいのは言うまでもありません。
針金を使ってエンドブロックの深さを計測します。
エンドピンジャックを取り付けます。
PUマウント完了です。
ネックヒールにストラップピンを取り付けます。必ず下穴をドリルで開けてから作業します。塗装欠けを防ぐためのマスキングテープも忘れずに貼っておきます。
ストラップピン取付完了です。アコースティックギターはネックヒールにあるタイプやヘッドにストラップを掛けるタイプがあります。好みの分かれるところですね。
全体をチェックしてリペア完了です。ステージの多い方は、やはりPUはマウントしてしまった方が取り回しが良いですね。