K・Yairi YF-018 02年製 サドル弦高調整

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K・Yairiの0-18のコピーモデルYF-018です。イメージとしてS・Yairiが完コピ路線 K・Yairiがオリジナルモデル路線という先入観がありました。このモデルはMartin 0-18完コピモノですので珍しいのではないのでしょうか?今回は弦高調整の依頼です。

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ロングサドルですね。細部までヴィンテージをコピーしているようです。

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現状の弦高は6弦12フレット上で約3.1mm。少し高い状態ですね。

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同じく1弦側の弦高は12フレット上で約2.1mm。

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ロングサドルですので底辺カットの弦高調整ではサイドのR加工がズレてきてしまいますのでサドルトップの再形成で調整します。

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まずはトラスロッドでネックの調整。

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フィンガーボードのラジアルを計測しておきます。

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サドルの形成開始です。

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フィンガーボードのラジアスに合わせてサドルトップを成形します。

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成形が出来たら#1500から始めて最終的に#12000まで番数をあげて磨いていきます。

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サドル調整完了しました。

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弦高は6弦12F上で約2.25mm。

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1弦12Fの弦高は約1.6mmで調整。

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各部チェックしてリペア完了です。弦高は低めのアクションになりプレイヤビリティも向上しました。