Gibson Nikki Sixx Thunderbird Bass ネック折れリペア

ロックの歴史にその名は刻まれているニッキー・シックスのシグネイチャーモデルのサンダーバードベースです。ネック折れの症状で持ち込まれました。

ほとんどひび割れのみの状態。接着剤を奥まで流し込むのが困難ですが、割れ箇所の隅々まで接着剤を行き渡らせないと接着不良を起こしてしまいます。

気をつけながらクランプで割れの口を拡げます。

少し薄めたボンドを割れ箇所の奥深くまで注入します。この他にもいろいろな手法で隅々まで接着剤を行き渡らせます。

クランプして行くとボンドがどんどん溢れてきますので乾かないうちに拭き取ります。

クランプしてヘッドにもテンションをかけて72時間程経過を待ちます。

72時間程経過を待った後に一度、弦を張ってネックにテンションをかけます。接着不良があればこの時点で不具合が発生しますので24時間様子を見ます。

指で段差を感じないようになるまで折れ箇所をサンディングします。

ギブソンのチェリー色をステインを配合して作ります。それをラッカーに溶かして厚く塗っていきます。

数日掛けてラッカーを充分に乾かした後に仕上げに入ります。

スクレーパーで余分なラッカーを削ぎ、その後磨いてマット仕上げの艶なし加減を合わせて仕上げます。

ネック折れリペア完了しました。

全体をチェックしてリペア完了です。楽器選びは「大好きなミュージシャンと同じモデル」というのは誰にでも1度はあるのではないでしょうか?シグネイチャーモデルってなんかワクワクする物なのかも知れませんね。