Fender Japan ストラトキャスター メンテナンス

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ストラトのリヤ1発1ハム改造の固体のメンテです。国産POTのガリは接点復活材では消えなかったので新しくCTS製のものへ交換します。

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国産製のPOTが付いてたためCTS製等は加工しないと取り付けできません。ボリューム穴をリーマーで拡げていきます。

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国産のモノより一回り大きなサイズのPOTが装着されました。

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ハンダ作業です。ハンダは定番のKester 44を使用しています。

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ジャックもスイッチクラフト製に交換。

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POTが大きくなったためキャビティーに収まりずらくなってしまいました。新たにザグリを入れるよりピックガード穴をほんの少しずらせば収まるようです。ビス穴を木材で埋め加工します。

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少しずらした位置にケガキを入れドリルでビス穴をあけてピックガードを取り付けます。

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コントロールノブもミリ規格でしたので新しくインチ規格のものへ交換。

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ネックの調整です。トラスロッドを回して順反りを修正します。

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ナットです。弦高角度も調整してから磨いていきます。

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弦高オクターブ調整をします。フェンダーのフィンガーボードのRは7.25インチ。同じ7.25Rのゲージを使用しますが弾きやすいように少し浅めに調整します。

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持ち込まれた時は6弦12フレット上で3mm近くあった弦高も、希望の2.2mmくらいで調整。

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同じく1弦側。1.75mmくらいで調整。とても弾きやすい状態です。